樹脂加工について

ポリイミド樹脂は「熱硬化性樹脂」のひとつで、耐熱性に優れた強固な分子構造をもっています。耐寒性にも優れ、摩擦にも強い性質をもつ、スーパーエンジニアリングプラスチックに分類されます。
また、低い誘電率、優れた伸び特性、熱膨張係数にも優れており、薄膜化も可能なため、半導体の分野でも使用されています。

こんなご依頼に対応しています

• 製品の軽量化をしたい
• 耐腐食性の素材に変更したい
• 耐摩耗性に有利な素材に変更したい

など、様々なご要望に合わせて適切な樹脂加工をご提案。柔軟に対応いたします。

プラスチック・樹脂は「熱可塑性樹脂」と「熱硬化性樹脂」のふたつに分類されます。

熱可塑性樹脂

熱可塑性樹脂はガラス転移点、または融点まで加熱すると柔らかくなる樹脂です。そして冷やすと固くなり、再び加熱すると柔らかくなります。成形時も、冷却することにより固体化させます。
このように、熱可塑性樹脂は温度によって液体と固体の状態を行き来することができます。このような特性を活かして、材料をリサイクルして使用することが可能です。
ポリエチレン・PP（ポリプロピレン）・ポリアミド・ABS樹脂などが主な熱可塑性樹脂となっており、上記のような特性から耐熱性は低い樹脂になります。